2018年3月3日土曜日

見たことのない形をしたビンの蓋を苦労して開けた話

 先日、海外旅行に行った知り合いからお土産をいただきました。とても美味しそうな瓶詰めのピクルス。これは美味しそうと思って早速食べようとしたのですが、一つ大きな問題に直面しました。それは、フタが開かない…。正確に言うと、フタが開かないのではなく、フタの開け方が分からない…。随分と苦労してどうにかこうにか開けることができたのですが、きっと自分以外にも同じ苦労を味わってる人がいるんじゃないかと思ったので、メモしておきます。



ビンの蓋が開かなくて途方にくれる


 今回直面した困ったことは、瓶の蓋が開かないことでした。正確に言うと、瓶の蓋が開かないのではなく、瓶の蓋の開け方が分からなかったのです。何を言ってるか伝わらないと思うので、もう少し詳しく説明しておくと、まず、見た目は至って普通の瓶詰めにみえるのです。


 通常、日本で売られているビン詰めの食材の蓋は、蓋の上の部分って横のネジの部分と一体化していて、ビンの本体部分とフタの部分の2つに別れるんですが、この海外製のビンは、開けようとしてフタを回すと、ビンの本体部分とネジの部分とビンの口を塞ぐフタの部分との3つに別れるんです。


 側面のネジの部分だけ外した状態がこんな感じ。そして、このビンの口を塞ぐフタの部分の開け方がさっぱりわからなかったわけです。

 ちなみに苦労して開けた最終形態がこちら。3つの部分に別れてるのがおわかりいただけると思います。



見たことのない形をしたビンの蓋の開け方


 で、この見たことのない、瓶のフタをどうやって開けたのか?という話なんですが、少なくとも、日本語のサイトでは開け方が見つかりませんでした。一時間くらいは真剣に「瓶 フタ 開け方」とか「瓶 フタ 海外 開け方 分からない」とかで検索して、ネットサーフィンしまくって探したけれども、出てきた情報はどれも、よく知っているあのフタの形の情報で、フタが固すぎて開かない、というときの対処法ばかり。(これはこれで地味に詳しくなりました。)

 が、欲しい情報は硬いビンのフタを開ける方法ではなく、3つに別れている見たことのない形のビンの開け方だったので、途方に暮れていたところ、あることを思いついたのです。

「海外のお土産でもらった瓶詰めならば、きっと英語で探せば開け方が見つかるに違いない!」

 ということで、検索キーワードを"How to open bottle cap of pickles ?"に変えて検索したところ、出てきました。と言っても、英語を読むのはしんどかったので、まずは上記のキーワードで画像検索をして、似た形のボトルが写ってそうな記事を詳しく見る、という方法をとったところ、比較的すぐに、以下の動画が見つかりました。



 当然といえば当然なんですが、意外と簡単に開くんですね、これ。要は、ビンの口を塞ぐフタの部分とビンの間に、包丁の刃先など鋭利なものを突っ込んで少しだけでも空気の通り道を確保すれば、パカっと開く仕組みです。実際やってみたところ、拍子抜けするくらい簡単に空きました。調べ物をしていた数時間は一体何だったのか…?しかし苦労した分、ビンが開いたときの爽快感たるや最高でした。

苦労して開けたビンの中身


 そして苦労して開けた瓶の中身は、"SAN FRANCISCO PICKLE COMPANY""Dragon's Breath with ghost chilis" というピクルスでした。名前からするにものすごく辛そうなピクルスですが、実際食べてみたらめちゃめちゃ辛くて泣きそうにうまいです。それもそのはず、調べてみたところこのドラゴンズブレスって言うのは、2017年にかのギネス・ブックにも辛さ世界一に認定された、イギリス産の唐辛子だったのです!程よい酸味と激辛トウガラシでぴりっとしまったピクルスは、ビンのフタを開けるのに苦労したこともあって、最高に美味しかったです。

まとめ


ということで、開け方の分からないビンのフタを苦労して開けた話でした。所変われば、ではないですが、瓶の蓋という身近なものでも、国が変われば標準的に使われているものも変わるのだなと、とても勉強になりました。




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