2016年11月6日日曜日

2016年シーズンの総仕上げ!広島の街を真っ赤に染め上げた41年ぶりのカープ優勝パレード&優勝報告会をネット配信で見届けました!

 日本シリーズ第6戦で4敗目を喫してしまい、あと一歩のところで力及ばず2016年シーズンが終わった広島東洋カープですが、今年は本当に多くのファンを楽しませてくれました。そしてその総仕上げが11月5日に行われた優勝パレード&優勝報告会。クライマックスシリーズ、日本シリーズと広島に帰っていたので、流石に今回はネット配信でがまんして、ずっと見てましたが、今年のシーズンはあまりにも色々と印象的な話題が多かったので、ついでに色々とカープに関する興味があったことを自分用にメモしておきます。

2016 広島東洋カープ|優勝パレード・優勝報告会

ファンの皆さんの熱い声援を力に変え、25年ぶりのセ・リーグ優勝を果たした広島東洋カープ。ひとりでも多くの方に感謝の気持ちを届けるために。そして、今世紀初の優勝を共に祝うために。1975年以来二度目となる優勝パレード、そして、優勝報告会を開催します。
それにしても、carpwin2016.comという独自ドメインを取ってるあたり、気合いの入りようが伺えますね。


31万人が平和大通りを真っ赤に染め上げたカープ優勝パレード


 優勝パレードを行うのは、1975年の広島カープ初優勝以来41年ぶり。それは注目も集まりますね。ちなみに、その41年前の優勝パレードは、今や日本のゴールデンウィークを代表するお祭りであるひろしまフラワーフェスティバルとして脈々と今につながってます。今回の優勝パレードで、更にフラワーフェスティバルがパワーアップすることまちがいなしですね。

 しかもなんと主催者発表では、前回の30万人を超える31万3000人が平和大通りを埋め尽くすという、まさに広島市内が真っ赤に染まった瞬間ですね。ちなみに、これがどれくらいすごい数字かというと、wikipediaによると広島市の人口が2016年6月1日の推計で118万9530人なので、なんと広島市民の26.3%、4人に1人以上が参加してることになりますね。リアルなイベントでこの参加率はすごい!(ってかそれを考えると、前回の優勝パレードの1980年当時の広島市の人口が99万人なので、参加率で考えると30%を超える参加率が驚異的です…!)

 優勝パレードの様子はこの辺のページを見ると雰囲気が伝わると思います。
そしてなによりRCCテレビ公式YOUTUBEチャンネル!中継をYOUTUBEで見れるなんて、いい時代になりました!ヘリを飛ばしての空撮も力入ってますね。



中国新聞社もいい仕事してますね。


マツダスタジアムが広島市民の歓喜に打ち震えたカープ優勝報告会


 そして続いてマツダZoom-Zoomスタジアムで開催されたカープ優勝報告会。ファンに取ってはこれまたたまらない報告会になりました。これまたYOUTUBEで全部見れるのが素晴らしい!



そして、広島東洋カープと中国新聞社の共同企画「あなたに見せたかった」も泣けますね…。
 なんというかもう、今回のカープ優勝報告会は、単にカープの優勝を祝うセレモニーというだけでなく、この25年間果たせなかったご先祖様へのご報告というか、広島市民を上げての墓参り的な意味合いを持っていたんじゃないかと思いました。

 67分ありますが、辛い時、悲しい時に、ビール片手に何度でも繰り返し見たいと思います。


涙なしには語れない黒田博樹投手の引退セレモニー


 優勝報告会の中であった黒田選手の引退セレモニーも感動的でしたね。男気が流す涙、その後ろ姿にこちらの涙も止まりませんでした。これぞまさに、2006年のFA権行使かカープ残留かで揺れていた黒田選手にファンが送った
"君が涙を流すなら、君の涙になってやる"
というあの言葉そのもの。この後ろ姿、涙なしには語れません。
 本当に、東京ドームでのセントラル・リーグ制覇後の、黒田投手の胴上げに立ち会えて良かったです。すっかり黒田博樹の代名詞となった「雪に耐えて梅花麗し」は、今後の広島カープにとっても、大切な言葉になるのではないかと思います。

 セレモニーの前に行われていた引退会見も、黒田投手の人柄が現れたいい会見でしたね。まずは10月18日の引退表明会見から。何度も何度も、ファンのおかげ、選手のおかげ、と感謝を口にし、恩返しができれば、と語る男気がにじみ出た引退表明会見ですね。
これ、黒田選手の引退会見は5分20秒あたりからですが、その後2時間ぶっとおしの特番をほぼ一人でしゃべり倒す達川光男氏のトークにも注目です。


 そして優勝報告会の前日に行われた引退会見。これもまたユーモアあふれた人柄のにじみ出る引退会見でした。

 選手もファンも、なんとか日本シリーズ第6戦を勝って、第7戦では大谷投手と投げ合って日本ハムファイターズから勝利をもぎとり、黒田投手を日本シリーズでも胴上げしたかった、というのが本音ですからね、やっぱり。

会見の中での黒田投手の
「出来すぎの野球人生だったと思いますし、最後はリーグ優勝もできましたし、自分の中では満足のいく野球人生だったかなと思います。」
「結果的にはチームが日本一になれなかったので悔しい思いもありますけど、自分の中では出し切ったという充実感はありますね」
という言葉に、選手にしろファンにしろ、救われた人は多かったのではないかと思います。



 黒田博樹投手、20年の長きに渡って野球を続けてくれて、カープを支えてくれて、本当にありがとうございました。


気になったカープ関連の小ネタ


Number のカープ特集が熱い


特にシーズンの終盤になって広島カープの戦いに注目が集まっていく中で、Number の特集が抜群に読み応えがありました。


911号での広島優勝特別編集「カープの魂。」と914/915号での「広島vs.日本ハム 6戦の物語 男たちの日本シリーズ」は、必読です!

それ行けカープはやっぱりいい曲


 ご存知、広島東洋カープの球団歌「それ行けカープ〜若き鯉たち〜」。やっぱりいい歌じゃあ。クライマックスシリーズファイナルステージ第4戦、日本シリーズ第6戦と、マツダZoom-Zoomスタジアムで、大合唱しましたが、これほど高らかに「それ行けカープ」を歌い上げることができて、最高です。




まとめ


 2016年は、今年の日本シリーズ敗退は、「雪に耐えて梅花麗し」でいうところのまさに雪!この雪に耐えて、来年2017年こそ、セ・リーグ制覇、そして日本シリーズ制覇と、麗しい梅花を咲かせましょう!さあ、来年も、
勝つぞ!勝つぞ!カープ!大きな声で、ひーろしまー!


2016年の広島カープ観戦記録こちら




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