カエルを美味しく食べるための21のレシピと言っても、ここで言うカエルとは
「あなたにとって最も難しく重要な仕事で、いまやらなければどんどん後回しになってしまうもの」のメタファーなので、実際にカエルを食べる方法が書いてあるわけではないんですが。
昨年の11月にネットサーフィンしていると、ふと、
なぜ、目標を設定しない人が多いのか?『ゴール―最速で成果が上がる21ステップ』
というエントリーを読んだついでに、同じブライアン・トレーシーの著者で、あまりのタイトルのインパクトに釣られてついついポチってしまった一冊。
エッセンスとしては、
高い成果をあげるためのカギは、朝一番に大きな仕事に取り組むという習慣をつけることである。つまり、真っ先に、「あなたのカエルを食べること」を日課にすることだ。あまり考えこんだりせずに。という一文にギュッと詰まってますね。
そして、そのためのアドバイスが21章に分けて書いてあり、ショートケーキのイチゴは最後にとっておくタイプの私にとっては、非常に示唆に富む内容でした。
カエルを美味しく食べるための21のレシピとして紹介されているのは、
- 目標をはっきりさせる
- 一日の計画を立てる
- 「80対20の法則」をすべてに当てはめる
- 結果を考える
- 常に「ABCD法」を実践する
- カギとなることに専念する
- 能率の法則にしたがう
- 周到に準備する
- 宿題をする
- 才能を掘りおこす
- 足をひっぱっているのは何か?
- 一度に一樽ずつ
- 自分を追い込む
- 最大限の力を発揮する
- 自分を奮い立たせる
- 後回しにすべきもの
- 最も難しいものから始める
- 仕事をこま切れにする
- まとまった時間をつくる
- 切迫感をもつ
- 仕事を中断しない
と、どれも核心を突くポイントで読んでて非常に参考になりました。一時間もあれば、全部読める内容なので、たまに読み返したいと思います。いい刺激になります。
ちなみに、新宿の思い出横丁にいくと、カエルを刺身で出してくれるお店があるとか…。