今年の目標の一つに年間50冊の読書を掲げたんですが、ということは週に1冊ペースで読まないと行けません。通勤時間とかだと、座れた時はかばんから本を取り出してじっくり読むことができるのですが(とは言え、結局寝てることもしばしばですが…笑)、座れない時には満員電車の中で、片手でつり革につかまりながら、もう片手で読書をするのもしんどいなぁ、と思ってました。今までは。ある時ふと気付いてしまったのです。
"そうだ、電子書籍があるじゃないか!"と。
一度使い始めてみると、これが結構便利すぎて、もう手放せないですね。
電子書籍のサービス使ってますか?
電子書籍っていうと硬い感じがしますが、要はスマートフォンやタブレットで小説やマンガが読めるようになるって話なので、知らずに使ってる人は結構多いのではないかと思います。
少し古いデータですが、ICT総研の2014年度電子書籍コンテンツ市場動向調査によると、「2017年度の電子書籍コンテンツ市場規模は2,000億円に (2011年度比約3倍)」になると予測されてて、2016年の今年は1720億円規模に成長しているみたいです。
読む方ももちろん便利ですが、今まで自費出版とかをしていた作家さんやクリエーターの人にも簡単に出版できるようになるというメリットもあるので、この市場規模はもっとすごい勢いで伸びていきそうですね。
ちなみに、この調査によると、2014年の時点でも5人に1人以上の人がすでに電子書籍を使っているらしく、今年から本格的に使い始めた私としては、完全に出遅れた感あります。もっと早く使ってれば良かった。
私が使っている Google Play Books は、日本では2012年9月25日に、Nexus 7 の発表と同時にサービスが開始された、Google が提供する電子書籍サービスです。PC / Android / iOS とすべての端末に対応していて、いつでもどこでも快適に読書が楽しめます。
他の有名な電子書籍サービスと比較してみると、楽天のKoboイーブックストアのサービス開始2012年7月19日より2ヶ月ほど遅く、Amazon の Kindleストアのサービス開始2012年10月25日より1ヶ月ほど早い、というタイミングでサービスが開始されてます。こう考えてみると、2012年の後半が日本における電子書籍元年って感じですね。
実際、電子書籍端末や電子書籍サービスは、すごく増えてて、このあたりの記事とかすごく詳しくまとめてあって、勉強になります。
この業界地図とか、素晴らしい出来ですね。作った人すごい。
Google Play Books の 機能はここが素敵
紙の本がやっぱり好き、というのはもちろん私もそうなんですが、意外に電子書籍は電子書籍で、いい所があるな、というのが、ここ一ヶ月ほど使ってみた感想です。具体的には以下の3点がとても気に入ってます。
片手で簡単にページめくりができる
これはもう、電子書籍を使う一番の理由でもありますが、何と言っても簡単に、そして確実にページをめくることができます。このおかげで、通勤時間の満員電車の中でつり革につかまっていたりかばんを持っていたりと片手がふさがっている状態でも、もう片手で簡単に読書を楽しめます。
あと、分厚い本やハードカバーの本などだと、最初や最後のページとかが、微妙にめくりにくかったりするのですが、電子書籍の場合は、どのページでも一定の感覚でページめくりができます。これ、私にとっては、結構重要なメリットです。それは何故かと言うと、速読に向いているから。一定のリズムでページをめくりながら行うフォトリーディングには、本当にぴったりなんです。電子書籍であれば、慣れてくると、本当に頭の中にダイレクトに本をインストールする、という感じがぴったりな感じで読めるようになりますよ。おすすめです。
しおりの追加や注釈の追加ができる
これは人に寄る部分が多いとは思いますが、私は小心者なので基本的に、本に書き込みはけしからん派でした。電子書籍を使うまでは。Google Play Books だと、本を汚すことなく、メモを作成できて、しかもあとからメモを書き込んだ場所を簡単に見つけることができるという。慣れてしまうとこの機能が便利すぎるのです。なので最近、電子書籍には書き込みはもっとやれ派になりました。
しおりの追加ができるのも良いですよね。本を読んでるときに、あれ、しおりがない、ってことで、名刺を代わりに挟んだり、ってことはあるあるすぎるので。
TPOに合わせて端末を選んで読書を続けることができる
Google Play Books はデバイスフリーなので、PC でも Android でも iOS でも読むことができます。読書時間が取れるタイミングにもよりますが、私の場合はあまり PC からブラウザで読むことはなくて、通勤時間にはスマートフォンで、就寝前とか家でごろごろしている時間にはタブレットで読むことが多いです。どの端末で開いても、すぐに続きから読めるのが素敵。オフラインの場合でも読めるので、飛行機での移動などの場合でも使えるのも地味に嬉しいですね。
あと、スキームモードという数ページまとめて前に行ったり後ろに行ったりするときに便利なモードがあって、料理をするのにレシピ本を開くときとかは、このモードが便利です。最近は、タブレットでレシピ見ながら料理がマイブームです。
まとめ
というわけで、一度使ってみると、その便利さにすっかりはまってしまいました。書籍に数も十分なので、上手に使って、年間50冊の読書目標を達成したいと思います。
書き忘れてますが、多くの書籍で試し読みができるので、パラパラとめくってハズレのない本探しができるのもいいですね。個人的には、あてどなく本屋を巡って、ポップに惹かれるままに本を買うのも好きなんですが。
ちなみに、現在はたまたま、1月28日に発表されたマンガストアの開店セールで、2月4日までの期間限定で、なんと67冊もの漫画が無料で購入できます。これはこの機会に、ダウンロードしておくしかないですね。
というわけで、誠に勝手ながら、「Google Play Books マンガストア開店記念セール これだけは黙ってダウンロードしておけランキング」のTop 3の発表です。
- ルパン三世 第1巻:言わずと知れたモンキー・パンチの代表作。アニメも有名ですが、意外にマンガで読んだことがない人も多いのでは?僕もその一人でした…笑
- ちはやふる 第1巻:こちらもご存知、第2回マンガ大賞受賞の小倉百人一首競技かるたがテーマの青春ストーリー。なかなか少女漫画は本屋さんでは買い辛いよね、ってことで。
- 魁!!男塾 第1巻:これまた少年漫画の金字塔。太っ腹なことに、第1巻から第5巻までがまとめて無料でダウンロードできます。
時間がいくらあっても足りないですね…。Google Play Books 恐ろしい子…。