2017年5月28日日曜日

広島ドラゴンフライズB1昇格ならず残念でした…。B.LEAGUE初年度を締めくくるB1・B入替戦を観戦してきました!

 おそらく誰もが知っているあの有名なセリフ。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ…。」
「安西先生…!!バスケがしたいです……」
 バスケットボールのイメージって、まさに高校生の頃に読み漁っていたSLAM DUNKのイメージで、どちらかというと実際に試合を見に行くものではなくて、マンガで読むイメージだったのですが、ひょんなことから、バスケットボールの試合を実際にみる機会に恵まれました。

 しかも、B.LEAGEU史上初めて実施されるB1・B2入れ替え戦。そして、B1への昇格をかけて戦うのが、地元チームの広島ドラゴンフライズ!これはもう燃えるしかない、ということで、国立代々木競技場第一体育館に行ってきました。

 なんて言うか、想像してたバスケットの試合よりも遥かにド派手でエキサイティングだったので、感想をメモしておきます。これははまりそう…。



そもそも B.LEAGEU とは


 実は私も、試合を見に行くことになる前は全然知らなかったのですが、何事も背景を知ればより楽しめるということで、事前に調べてみたところ、 B.LEAGEU (Bリーグ) とは、初年度のシーズンが2016年に開幕した、できたてほやほやの男子プロバスケットボールリーグです。

 B.LEAGUEの運営法人である公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ (Japan Professional Basketball League、JPBL) ができる以前は、ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)と日本プロバスケットボールリーグ(TKbjリーグ)という2つのプロリーグがあり、国際バスケットボール連盟(FIBA)が両リーグの統合に向けた介入を行うも不調に終わり、2014年には日本バスケットボール協会(JBA)がFIBAの会員資格を停止されるという事態に発展しました。

 2016年のリオデジャネイロオリンピックも出場できなくなる可能性があったことで、ちょくちょくニュースに取り上げられていたので、そんなにバスケットボールに詳しくない人でも知っているかも知れませんね。(私もそのうちの一人です。)

 興味ある人はこのあたりが読みやすくて、分かりやすかったので、読んでみてください。
そういった紆余曲折を経て、Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏を初代チェアマンに迎える形で発足したのが JPBL、そしてこの2016-2017シーズンが、JPBLが運営する形でのBリーグの記念すべき最初のシーズンというわけです。


今回初めて行われたBリーグ2016-17シーズンのB1・B2入替戦


 Bリーグの特徴の一つが、サッカーのJリーグのように、1部リーグの下位チームと2部リーグの上位チームの入れ替わりが起こることです。wikipediaのJPBLの説明ページによると、
B2の上位3クラブがいずれもB1ライセンスを所持している場合はB1の下位2クラブがB2に降格、B2の上位2クラブがB1に昇格する。またB1の16位とB2の3位とが「B1・B2入れ替え戦」を行い、この勝者が翌シーズンのB1に参加する。
と説明があります。今回観戦した試合は、まさにこの、B1で16位だった横浜ビー・コルセアーズとB2で3位だった広島ドラゴンフライズとの入れ替え戦。しかも、中立地である代々木体育館での一発勝負とくれば、これはもう最高に燃え上がるシュチュエーションですね。注目度の高さは、代々木体育館のスタンドを埋め尽くした観客の多さとTSSテレビ新広島/BS12 トゥエルビ/スカチャン1(スカパー!CS801、プレミアムサービス581ch)/スポナビライブとなんと合計4チャンネルでの放送が物語ってますね。広島では、ドラゴンフライズの運営会社の事務所があるマリーナホップでパブリックビューイングも行われていたようです。地元密着で盛り上がれるのもいいですね。


会場全体を包む熱気に圧倒された、初めてのプロバスケットボールの試合観戦記


 というわけで、実際に行ってきました、代々木体育館。体育館に向かう人たちの列も、すでに気合が入りまくりです。



 会場に到着。グッズ売り場では、各チームの応援グッズを売っていたのですが、残念ながらすでに、全て売り切れでした…。



 そして始まるオープニング&選手入場。チアリーダーの出迎えを受けて華やかです。



 試合はスローペースで進み、手に汗握る展開でした。写真とかとってる余裕、正直無いです。



試合内容は、こちらの記事も参照ください。

『天国と地獄』を分ける残留プレーオフ、横浜ビー・コルセアーズが気持ちのこもった戦いで広島ドラゴンフライズを下す

重い立ち上がり、インサイドを制した横浜がリードBリーグ初年度のラストゲーム、横浜ビー・コルセアーズと広島ドラゴンフライズの入れ替え戦が行われた。昨日、栃木ブレックスが初優勝を決めた代々木第一体育館が、
 ハーフタイムには、チアリーディングで会場は大盛り上がり。これは楽しい。後ろ向きですが、ドラゴンフライズのチアリーディングチーム「FLY GIRLS」のハーフタイムのパフォーマンス。


 こちらが、横浜ビー・コルセアーズのチアリーディングチーム「B-ROSE」。正直、チアリーディングは横浜ビー・コルセアーズのほうが、人数も多くパフォーマンスも見応えがあった気がします。B1リーグのチームは、さすがに、応援もうまい。


 そして、気がつくと、74-53で横浜ビー・コルセアーズの勝利で試合が終わりました。広島ドラゴンフライズファンとしては、残念な結果ですが、それでも2時間まるまる楽しめました。




来季もB2でがんばれ、広島ドラゴンフライズ!


 激戦を制した広島ドラゴンフライズは、2013年の設立。「広島に、バスケでつながる風景を。」というキャッチコピー、日本三景安芸の宮島に限り生息している絶滅危惧種の“ミヤジマトンボ”から着想を得たチーム名、宮島の大鳥居の「朱色」と瀬戸内海の「青色」をテーマとしたチームカラーとどこをとっても地元広島愛にあふれたチームですね。

 地元を大切にするチームは、逆にファンからも愛されるようで、Twitter上でちらっと見ただけでも、大声援が飛んでます。今まであんまり気づいてなかったんですが、プロバスケリーグ、すでに結構な盛り上がりを見せてるんですね。






広島東洋カープやサンフレッチェ広島に続く、プロチームとして、広島の地に根付いて欲しいですね。


まとめ


 今回、プロバスケットボールの試合を見に行くの自体初めてだったので、選手の名前とかほとんど知らなくて申し訳なかったです…。が、それでも、十二分に白熱した試合を楽しめました。主催者発表で、5000人以上のファンが押しかけていましたが、横浜のほうが当然近いので広島ドラゴンフライズのファンは3割くらいな印象でした。次は、もっと多くのファンが集まるといいですね。

 ちなみに、昨日行われていたBリーグの初代チャンピオンを決めるファイナルには、1万人を超えるひとが集まっていた模様です。こちらの記事も、熱がこもってていいですね。

Bリーグ初代王者は栃木ブレックス!ようやく生まれた日本バスケ界の真のトロフィーが田臥勇太に間に合った件。 : スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム

Bリーグが田臥勇太に間に合った! 2016年、そして2017年。日本のスポーツに新しい柱が誕生しました。まだ家全体を支えるような太さではないけれど、少しずつ、確実に太くなっていく。その確信を抱かせるようなイベント、プロバスケットボールリーグ・Bリーグ。関係者はなかなか自分では言えないと思いますので、他人である僕が大きな声で言いたいと思います。「Bリーグは大成功である!」と。 ...
 野球やサッカーに比べて、選手入場やハーフタイムのチアリーディングショーなど、エンターテイメント性が随分高いと感じました。今から2017-18シーズンのB.LEAGUE開幕が待ち遠しいですね。



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